『鬼滅の刃』遊郭編のEDテーマ『朝が来る』。この歌には主人公が2人いるんですね。果たして鬼滅とはどう絡んでるでしょうか。
遊郭編に相応しい妖艶な闇と射し込む希望の光を感じさせる歌である『朝が来る』その世界観にどっぷりはまって、物語のように読んでみましょう。
いやー、やっぱり鬼滅の歌はひとつひとつが神だわ。作詞の梶浦由記さんやっぱりすごい。
それではいきましょう!let's 深読み!
※この考察では鬼滅の刃本編の情報はありません。ネタバレ無しの妄想過多でお送りします。
✍️目次
・歌リンク
・歌詞
・考察
・歌詞のストーリーは四部立て
・歌のメッセージ
・おすすめな楽しみ方
第一部:闇の中編(起承)
冒頭からのシーンは、闇が重たくもたれかかる暗く陰惨とした世界観が続きます。
その闇とはなにか?
具体的には明らかになっていませんが、
悲しみが追いすがってくる、夜明けを探しているけれど見つからない、そんな情景が浮かんできます。
つまりどれだけもがいていても脱出できない闇の中にいるということです。
第二部:それでも編(転換)
「黎明」とは夜明けのことであり、前出の夜明けの言い換えです。
しかし、ここから先の闇の中とは少し様子が変わります。
「失うことで堕ちて行くかそれとも光を追いかけるか」
歌の中の主人公はどれだけ悲しみが追いすがってきても(失ってきても)、ずっと光を追いかけてきました。
「追憶の影」これも過去からの悲しみのことをさしています。
重要な言葉、それは「それでも」
どれだけ悲しみを背負い、暗い過去があって、闇の中にあっても、それでも前を向いてきた。
その結果、情熱が灯火となって天高く狼煙をあげるのです。
苦しみもがいている、そんな人の身体から、炎が出て、
それが天に向かって煙を出している、そんな様子を想像しました。
第三部:朝が来る編(結)
「風になり花開き」「華やいで華やいで」
これは先ほどの「灯火」からの発展と考えられます。
遊郭っぽい華やかで豪華絢爛な表現にも思えるので、ここで、ああ鬼滅っぽいと感じた人もいると思います。
一方、歌詞として考えるとこの表現は努力の結実を意味していると考えられます。
もがいてもがいて煙をあげていた情熱の灯火は、風に揺られ、煙は風に、火の粉は華となり、鮮やかに美しくなっています。
「光が棚引く方へ」これは夜明け(朝焼け)のグラデーションを指しているんじゃないかなと思います。
第四部:誰がため編(拡大)
さて、努力が結実し、朝がやって来た、とそこで終わりではありません。
ここで主人公は大切なことに気づきます。
今まで闇の中でもがいていて、孤独だと感じていたけれど、本当は周囲にたくさんの支えてくれる人がいたことに気づきました。
新しい朝が来る、のは、努力を続けてきた僕のためだけに訪れるわけではありません。
”君の行く場所に光あれと祈った全ての心”
努力を続ける僕を支えてきた全ての人々のためにも
朝がやってくるのです。
先ほどのストーリー考察では努力の結実としました。
苦しくて辛くて、先が見えないなかでも必ず朝はやってくる。
そしてそれだけではありません。
苦しくて辛いときでも、あなたは決して孤独ではないのです。
支えてくれる人、応援してくれる人が周囲にいます。
ここまでが先ほどのストーリー考察でストレートに読み取れるメッセージです。
ここからもう少し深読みしてみましょう。
この歌の歌詞の特徴は、個人的にもうひとつあります。
それは、冒頭とラストが
この「傷だらけの世界」という言葉がキーワードになっています。
この言葉からはじまるからこそ、世界観、情景というところに一気に引き込まれてしまう、そんな言葉になっています。
あらためて、「傷だらけ世界」について考えてみますと、傷だらけなのは主人公である”僕”であるはずです。
そう考えると、僕=世界となるのですが、果たしてそれだけでしょうか??
この歌の伝えたいこととして視野の拡張があるのではないかと思っています。(視野の拡張とは、視野を広くするということです)
これは、僕だけじゃないよ、応援してくれる人もいるよ、というメッセージにも通じているのですが
傷だらけなのは僕だけではない
ということが、『傷だらけの世界』に現れていると思うのです。
僕も傷ついているし、僕以外の僕を応援してくれる人も、見もしない人も皆傷ついているのです。
ある意味ではそれは不条理な世界なのかもしれません。
(鬼滅は鬼殺隊だけでなく鬼側のストーリーにも触れますから、そういった意味でもこの歌は視野の拡張を促しているのかもしれません)
そして作詞は梶浦由記さんです。
梶浦由記さんの鬼滅ソングは、どれも鬼滅本編の内容をくみ取った歌になっています。
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では、この歌のストーリーやメッセージはどうでしょうか?
遊郭編の本編と比べてみてみてください。
当てはまるようなキャラクターはいるでしょうか??
ここから先は鬼滅の刃本編をぜひお楽しみください!
歌の情景も大変美しいですが、
アニメの映画なみに美しい映像もおすすめです!
それではまた次の歌で!
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遊郭編に相応しい妖艶な闇と射し込む希望の光を感じさせる歌である『朝が来る』その世界観にどっぷりはまって、物語のように読んでみましょう。
いやー、やっぱり鬼滅の歌はひとつひとつが神だわ。作詞の梶浦由記さんやっぱりすごい。
それではいきましょう!let's 深読み!
※この考察では鬼滅の刃本編の情報はありません。ネタバレ無しの妄想過多でお送りします。
✍️目次
・歌リンク
・歌詞
・考察
・歌詞のストーリーは四部立て
・歌のメッセージ
・おすすめな楽しみ方
☀️歌リンク
☀️歌詞
傷だらけの世界の頭上に 闇が重たくもたれかかって 覚めない時の中 悲しみは何処までも追いすがって それでも空は夜明けを探して 取りに行く未来 僕らは弱くも儚くもないよ 信じて愛して燃え尽きて行く 繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが 夢を見るその先に 輝いて 輝いて 新しい朝が来る 希望が棚引く方へ 君を呼んでいる黎明へ 失うことで堕ちて行くか それとも光を追いかけるか 選んで来た道に散らした 涙も傷も遠くなって 息を殺し追憶の影に焼かれ それでも鮮やかに風を切って 手に入れる未来 情熱がいつだって灯火になるよ 天高く上れと狼煙を上げて 風になり 花開き たましいを掻き鳴らす 僕らが急ぐ場所へ 華やいで 華やいで 新しい朝が来る 光が棚引く方へ 夜のもう一つ向こうまで どうしても届かない手のひらを 支えてくれる声が いつの間に こんなに 響いてた 君の行く場所に 光あれと祈った 全ての心のため 繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが 夢を見るその先に 輝いて 輝いて 新しい朝が来る もうすぐ始まる歌 君を呼んでいる黎明へ 傷だらけの世界の頭上に……
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/aimer/asa-ga-kuru/
☀️考察
☂️歌詞のストーリーは四部立て
※以下の部立てとタイトルはわかりやすくするためにはるおが勝手につけてます。ご了承ください。第一部:闇の中編(起承)
傷だらけの世界の頭上に
闇が重たくもたれかかって
覚めない時の中 悲しみは何処までも追いすがって
それでも空は夜明けを探して
取りに行く未来 僕らは弱くも儚くもないよ
信じて愛して燃え尽きて行く 繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが
夢を見るその先に
輝いて 輝いて 新しい朝が来る
希望が棚引く方へ
冒頭からのシーンは、闇が重たくもたれかかる暗く陰惨とした世界観が続きます。
その闇とはなにか?
具体的には明らかになっていませんが、
悲しみが追いすがってくる、夜明けを探しているけれど見つからない、そんな情景が浮かんできます。
つまりどれだけもがいていても脱出できない闇の中にいるということです。
第二部:それでも編(転換)
君を呼んでいる黎明へ 失うことで堕ちて行くか
それとも光を追いかけるか
選んで来た道に散らした
涙も傷も遠くなって 息を殺し追憶の影に焼かれ
それでも鮮やかに風を切って
手に入れる未来 情熱がいつだって灯火になるよ
天高く上れと狼煙を上げて
「黎明」とは夜明けのことであり、前出の夜明けの言い換えです。
しかし、ここから先の闇の中とは少し様子が変わります。
「失うことで堕ちて行くかそれとも光を追いかけるか」
歌の中の主人公はどれだけ悲しみが追いすがってきても(失ってきても)、ずっと光を追いかけてきました。
「追憶の影」これも過去からの悲しみのことをさしています。
重要な言葉、それは「それでも」
どれだけ悲しみを背負い、暗い過去があって、闇の中にあっても、それでも前を向いてきた。
その結果、情熱が灯火となって天高く狼煙をあげるのです。
苦しみもがいている、そんな人の身体から、炎が出て、
それが天に向かって煙を出している、そんな様子を想像しました。
第三部:朝が来る編(結)
風になり 花開き たましいを掻き鳴らす
僕らが急ぐ場所へ
華やいで 華やいで 新しい朝が来る
光が棚引く方へ
「風になり花開き」「華やいで華やいで」
これは先ほどの「灯火」からの発展と考えられます。
遊郭っぽい華やかで豪華絢爛な表現にも思えるので、ここで、ああ鬼滅っぽいと感じた人もいると思います。
一方、歌詞として考えるとこの表現は努力の結実を意味していると考えられます。
もがいてもがいて煙をあげていた情熱の灯火は、風に揺られ、煙は風に、火の粉は華となり、鮮やかに美しくなっています。
「光が棚引く方へ」これは夜明け(朝焼け)のグラデーションを指しているんじゃないかなと思います。
第四部:誰がため編(拡大)
夜のもう一つ向こうまで
どうしても届かない手のひらを
支えてくれる声が
いつの間に こんなに
響いてた 君の行く場所に 光あれと祈った
全ての心のため 繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが
夢を見るその先に
輝いて 輝いて 新しい朝が来る
もうすぐ始まる歌 君を呼んでいる黎明へ
傷だらけの世界の頭上に……
さて、努力が結実し、朝がやって来た、とそこで終わりではありません。
ここで主人公は大切なことに気づきます。
今まで闇の中でもがいていて、孤独だと感じていたけれど、本当は周囲にたくさんの支えてくれる人がいたことに気づきました。
君の行く場所に 光あれと祈った
全ての心のため
繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが
夢を見るその先に
輝いて 輝いて 新しい朝が来る
新しい朝が来る、のは、努力を続けてきた僕のためだけに訪れるわけではありません。
”君の行く場所に光あれと祈った全ての心”
努力を続ける僕を支えてきた全ての人々のためにも
朝がやってくるのです。
☂️歌 のメッセージ
「朝」という言葉が一体何を指しているのか?先ほどのストーリー考察では努力の結実としました。
苦しくて辛くて、先が見えないなかでも必ず朝はやってくる。
そしてそれだけではありません。
苦しくて辛いときでも、あなたは決して孤独ではないのです。
支えてくれる人、応援してくれる人が周囲にいます。
ここまでが先ほどのストーリー考察でストレートに読み取れるメッセージです。
ここからもう少し深読みしてみましょう。
この歌の歌詞の特徴は、個人的にもうひとつあります。
それは、冒頭とラストが
傷だらけの世界の頭上に
この「傷だらけの世界」という言葉がキーワードになっています。
この言葉からはじまるからこそ、世界観、情景というところに一気に引き込まれてしまう、そんな言葉になっています。
あらためて、「傷だらけ世界」について考えてみますと、傷だらけなのは主人公である”僕”であるはずです。
そう考えると、僕=世界となるのですが、果たしてそれだけでしょうか??
この歌の伝えたいこととして視野の拡張があるのではないかと思っています。(視野の拡張とは、視野を広くするということです)
これは、僕だけじゃないよ、応援してくれる人もいるよ、というメッセージにも通じているのですが
傷だらけなのは僕だけではない
ということが、『傷だらけの世界』に現れていると思うのです。
僕も傷ついているし、僕以外の僕を応援してくれる人も、見もしない人も皆傷ついているのです。
ある意味ではそれは不条理な世界なのかもしれません。
(鬼滅は鬼殺隊だけでなく鬼側のストーリーにも触れますから、そういった意味でもこの歌は視野の拡張を促しているのかもしれません)
☂️お すすめの楽しみ方
この『朝が来る』はご存知『鬼滅の刃遊郭編』のエンディングテーマソングです。そして作詞は梶浦由記さんです。
梶浦由記さんの鬼滅ソングは、どれも鬼滅本編の内容をくみ取った歌になっています。
おすすめ記事↓
では、この歌のストーリーやメッセージはどうでしょうか?
遊郭編の本編と比べてみてみてください。
当てはまるようなキャラクターはいるでしょうか??
ここから先は鬼滅の刃本編をぜひお楽しみください!
歌の情景も大変美しいですが、
アニメの映画なみに美しい映像もおすすめです!
それではまた次の歌で!
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