平井大さんの優しく響く素晴らしい歌声と素晴らしい歌詞、素晴らしい音楽が本当に素晴らしい(語彙力なし)歌です。


壮大なサウンドとワールドワイドな雰囲気の歌で、Tik Tokで幅広い人に人気がでているのも納得です。

しかしそんなスケールの大きな歌なのですが、歌詞は実はとても身近な内容です。

なぜならそこにこの歌が伝えたいことがあるから。

さて、平井大『題名のない今日』を一緒に読んでいきましょう!
Let's 深読み!

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✍️目次
・歌リンク
・歌詞
・考察
 ・サビ和訳
 ・歌のストーリー
 ・歌のメッセージ


☕️歌リンク

YouTubeに動画があるのですがちょっと貼り付けエラーがでています

☕️歌詞

例えばどんな理想も描ける
魔法のペンをもらったとしたら
ボクはどんな世界を描くのかな?
キミならどんな未来が欲しいのかな?


世界一広い家とか…
描き始めたけどやっぱりやめた


なにげない日常に花束を
なにげない景色に額縁を
題名のないこんなありふれた今日が
僕たちが描いてきた
生涯一の名作さ Oh baby


I believe in future
No matter what may come
No matter what it takes
No matter what people say


例えばポケットにクッキーを見つけたら
それをバレないようこっそり食べてしまうより
みんなと分け合って笑っていれるような
そんな人がヒーローって呼ばれる世界の方がいい


奪いあうLove その度にすり減るHeart
小さな地球(ほし)を救ってみないか


なにげない一言に花束を
なにげない優しさに歓声を
今は名もなきエキストラだとしても
いつか世界を救う
未来のキミがヒーローさ


なにげない日常に花束を
なにげない景色に額縁を
題名のないこんなありふれた今日が
僕たちが作り出した
生涯一の名作さ Trust me
きっとそうさ Oh baby


I believe in future
No matter what may come
No matter what it takes
No matter what people say


I believe in future
No matter what may come
No matter what it takes
No matter what people say


ヒーローが暮らす題名のない今日
片隅で花束が誇らしく咲いてる

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/dai-hirai/daimei-no-nai-kyou/


☕️考察

🍪サビ和訳


まずはこの歌のサビの和訳を載せておきます。

リリックビデオの後ろに和訳は書かれています。
サビとはこちらの英語歌詞↓
I believe in future
No matter what may come
No matter what it takes
No matter what people say

■和訳
ミライを信じているんだ
何が起こっても
どんなに大変でも
誰になんと言われても

この歌の特徴ですが、素敵なリリックビデオに日本語と英語、両方が常に表示されています。

言語的により幅広い人々に楽しんでもらえるようになっています。


つまり世界を意識しているようなつくりになっているのですが、これもこの歌の重要な特徴のひとつだと思います。



ところでこの素晴らしいサビですが
歌詞だけ見ると合唱曲の『Believe』を想像してしまいました。
なつかしい!!
I believe in future


というサビの入りの歌詞が同じなのでそう感じるのだと思います。

未来を信じてる、という意味ではそこも共通点かも。



🍪歌のストーリー


この歌は、何気ない日常の大切さがテーマとなっています。
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例えばどんな理想も描ける
魔法のペンをもらったとしたら
ボクはどんな世界を描くのかな?
キミならどんな未来が欲しいのかな?

この歌のはじまりからとても素敵です。


例えば、もしも?
理想とはなんだろうか?どんな未来が欲しいのか?

そんな問題提起からはじまります。


世界一広い家とか…
描き始めたけどやっぱりやめた

この転換がとても秀逸!!


なぜ秀逸なのかというと、ここまでは
「どんな世界を描くのかな?」
「世界一広い家とか」

このように世界という大きなものを思い描いていますよね?

魔法のペン(小さいもの)を想像させ世界(大きなもの)を想像させ

そして‥

なにげない日常に花束を
なにげない景色に額縁を
題名のないこんなありふれた今日が
僕たちが描いてきた
生涯一の名作さ Oh baby

なにげない日常の素晴らしさを語っています。

花束、額縁、はその素晴らしさを引き立てるものであり、特別であることを表現しています。

特に
「僕たちが描いてきた生涯一の名作さ」とあるように

なにげない日常
=題名のない今日
=僕たちが描いてきた生涯一の名作

と言っています。

生涯の日々、これはもう人生そのもののことですよね。

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こちら平井大の別曲であり、この『題名のない今日』も入ったアルバムのタイトルでもある

「Life goes on」(人生は続いていく)
という言葉にもあるように

この歌のストーリーはまさに人生讃歌なのです。


1番ではまさに人生こそが素晴らしいんだと、
題名のない日々、なにげない日常こそが大切なんだ、というストーリーでした。


2番は、そんな人生讃歌に加えて、ヒーローが登場します。

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例えばポケットにクッキーを見つけたら
それをバレないようこっそり食べてしまうより
みんなと分け合って笑っていれるような
そんな人がヒーローって呼ばれる世界の方がいい


ヒーローとは世界を救うもの、というセオリーはありながらも、

しかしあえてクッキーの例を出し、とても身近な存在として登場していますね。
奪いあうLove その度にすり減るHeart
小さな地球(ほし)を救ってみないか

このヒーローに対する投げかけがちょっと難しいポイント

恋愛として考えるよりももっと複雑な意味が込められていると考える方が歌の意味的にはストーリーが通っていきそうです。

「奪い合うLove」 個人的にこれは恋愛的なLove よりも親愛としてまずは考えます。

恋愛的なLoveだと略奪愛なのか恋愛の駆け引きのことか、少し急にこの歌が恋愛ソングで生々しく聞こえてきてしまいます。

それはなんだか個人的にはちょっと違うなと思うので

「奪い合うLove」
いろんな人がいろんな人に好かれよう、愛されようとして気を遣ったりすることではないかと解釈しました。
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「その度にすり減るHeart」はまさにこの疲れてるという状態のことでしょう。

「小さな地球を救ってみないか」がどのように地球を救うことなのかというと


先ほどのクッキーの例とあわせて考えると、愛を奪い合うのではなく、分け与えることによって救おうといっているのではないかと考えられます。


なにげない一言に花束を
なにげない優しさに歓声を
今は名もなきエキストラだとしても
いつか世界を救う
未来のキミがヒーローさ

今はエキストラ、だけど未来のキミはヒーロー

そして歌のラストではヒーローになっています。

ヒーローが暮らす題名のない今日
片隅で花束が誇らしく咲いてる

自分自身を大切に、今日という1日1日を大切に、
穏やかに過ぎる日々の様子が輝いています。

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この歌は決して派手なストーリーがあるわけではありません。

しかし日々の大切さ、自分自身の大切さをこんなに輝かせて描いている歌は他にないんじゃないでしょうか。



🍪歌のメッセージ


この歌の大切なメッセージ。


それは人生讃歌です。


あなたが生きている、なんでもない日々は、その1日1日こそがとても大切な日々です。


そして

誰もがヒーローであるということ。
誰もがヒーローになれる存在であるということです。


題名のない、なんでもない日を大切にしましょう。
そして愛を分け与えられる人でありましょう。

それこそが素晴らしい人生なのです。
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