『群青讃歌』は、Eveさんから頑張っている人へのメッセージソングです。
アニメーションMVのストーリーはちょっと『魔女の宅急便』っぽくもあり、そこも見所です。
この曲はスマホゲーム「プロジェクトセカイ」のアニバーサリーソングとして収録され話題となりました。
映像クリエイターとタッグを組んで製作されたアニメーションMVは、現実と非現実が交差するような美しい世界観のなかで歌が流れます。
今回はMVはあえて置いておいて、歌詞の世界観だけを読み解いていきたいと思います。
この曲はスマホゲーム「プロジェクトセカイ」のアニバーサリーソングとして収録され話題となりました。
映像クリエイターとタッグを組んで製作されたアニメーションMVは、現実と非現実が交差するような美しい世界観のなかで歌が流れます。
今回はMVはあえて置いておいて、歌詞の世界観だけを読み解いていきたいと思います。
さて、『群青讃歌』の讃歌とは、賛美する歌です。
頑張る人の今を、頑張っている、苦しんでいる、その今を肯定するメッセージがこもっています。
「間違っていないよ」「自分も通ってきた道だよ」
元気になれる、エネルギーがもらえる、歌の世界観に潜っていきましょう!
Let's 深読み!
✍️目次
・歌リンク
・歌詞
・考察
・重要な音表現
頑張る人の今を、頑張っている、苦しんでいる、その今を肯定するメッセージがこもっています。
「間違っていないよ」「自分も通ってきた道だよ」
元気になれる、エネルギーがもらえる、歌の世界観に潜っていきましょう!
Let's 深読み!
✍️目次
・歌リンク
・歌詞
・考察
・重要な音表現
・エネルギッシュな情景
・決別と覚醒の歌でもある
・諦めてしまうことはマイナスじゃない
・これはEveさんからのメッセージソング
※讃歌:褒め称える、賛美する
※賛美:褒め称える
褒め称えるという行動は、例えば言葉にして、例えば拍手や足音で、これら全て音に関することだと思いませんか?
この『群青讃歌』において、この音に関する表現がたくさん使われています。
声 轟かす かき鳴らす 鳴り響く
歌を構成する要素として”音”が主役となっていることが、この『群青讃歌』の特徴のひとつです。
特に 声 については、僕と君に通じる重要なキーワードになっています。
声についてはまた後述します。
青春ソングでエネルギッシュなものといえば、夏が情景として描かれることが多いように思います。
春の場合は、桜で恋や別れ卒業などが多いように思います。
あえて春雷を背景としているのは、この『群青讃歌』のひとつの特徴であり、メッセージと考えると良いでしょう。
さて、どんなメッセージなのか?
ちなみに小ネタですが、米津玄師さんの歌にそのまま『春雷』がありますね。
春雷とは、春に鳴る雷のことですが、それだけではありません。
特に立春の頃の雷は、春の到来を伝える雷とも言われており、冬眠していた虫たちの目を覚まさせることから「虫出しの雷」とも言われています。
そしてこの、目覚める、という意味がこの歌の中の、ひとつのテーマにもなっているのです。
春の訪れであれば冬からの目覚め、あるいは夢からの目覚めなどいろいろとあります。
『群青讃歌』の歌詞を読むと 過去 への強い想いがあることが伺えます。
「過去を振り返ってばかりじゃ」というフレーズ、その後ろにはきっと だめなんだ という言葉が続きそうですよね。
『群青讃歌』の前半は特に、過去への執着があります。
特に上記の歌詞につながるフレーズ
しかしながら、時は無情にも流れていき今を押しとどめておくことはできません。
必ず変化しなければいけないのです。
歌のはじめではその事実となかなか向き合えず苦しんでいます。
しかし、時が過ぎること、諦めることを受け入れて、迷うことをやめ、たくさんの後悔をさらに重ねていくことを覚悟したときに、もっと前に進めるようになります。
諦めることや後悔を受け入れることは過去との決別、痛みを受け入れながらでも進む変化です。
この変化のエネルギーこそが、この歌の真髄でしょう。
ここからさらに踏み入れてみましょう。
なぜ、主人公は諦めることができるようになるのでしょうか?
その答えも歌の中に描かれています。
「かけがえのないもの 溢れてしまうよ」
諦めて失うものがある一方、その空いたところにはさらにかけがえのないものをたくさん手にしていくことになるのです。
溢れるほどに手にしていくかけがえのないものこそ、未来にある大切なものなのです。
失うからこそ手にできる
同じ痛みを知って、先に進んだことのある人だからこそのメッセージではないでしょうか。
🌟これはEveさんからのメッセージソング
まずこの曲はボカロというEveさんの原点にも触れていることを指摘しておかなければいけません。
現在大活躍されているEveさんですが、ボカロPとしても活躍されていた頃があり、そこを通ってから現在に至っています。
ラストの歌詞のフレーズにある「この傷も愛おしく思えてしまうほど重ねてしまうよ」
この歌詞にある「重ねてしまう」は、今まさにもがいてる傷ついている君と、そこを通ってきたからこそ君に姿を重ねてしまう僕(歌の主体)の関係性が伺えます。
君と、君の未来、そして僕と僕の過去と僕の未来、
先駆者として活躍するEveさんが、今頑張っているボカロPや、頑張っている人への
「わかるよ、だって僕も通ってきたから」
「だから走りつづけて!必ずかけがえのないものを手にできるから」
こんなメッセージを受け取れませんでしょうか。
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・決別と覚醒の歌でもある
・諦めてしまうことはマイナスじゃない
・これはEveさんからのメッセージソング
💙歌リンク
💙歌詞
繋がっていたいって 信じられる言葉 だってもう昨日の僕らにおさらば 青い春を過ごした 遠い稲妻 さっと泣いて 前だけを向けたら きっとどんなに楽になれていたろうな この心を揺らした 一縷の望みは ないものねだりは辞めた 未完成人間 素晴らしき世界だけが 答えを握ってる 諦めてしまうほど この先沢山の 後悔が君を待ってるけど もうない 迷いはしないよ この傷も愛しく 思えてしまうほど 重ねてしまうよ 不格好なまんまでいいから 走れ その歩幅で 走れ 声 轟かせてくれ 期待と不安を同じくらい抱きしめて 君と今を紡ぐ未来照らして 顔も名前も知らない僕たちが たった1つの音をかき鳴らす いたずらみたいな奇跡のような刹那 あっという間に流れる時が ありのままで在り続ける怖さが 失った時間は取り戻せないけれど 過去を振り返ってばかりじゃ 泣いたっていいんだ 悔しさと痛みだけが 君を肯定するから 大人になったら 忘れてしまうの 君との約束をした場所は もうない 覚えていたいよ 思い出も愛しく 思えてしまうほど 重ねてしまうよ 不格好なまんまでいいから その声はどこまでも鳴り響いて 確かな理由を抱いてここまで来たんだ まだ終わらない旅路なんだ いつしか想いは形になる この真っ白に染まる朝 忘れられないまま だから 諦めてしまうほど この先沢山の もうない 迷いはしないよ かけがえのないもの 溢れてしまうよ 答えは君のその手の中に 離さないで 物語は一歩前へ 諦めてしまうほど この先沢山の 後悔が君を待ってるけど もうない 迷いはしないよ この傷も愛しく 思えてしまうほど 重ねてしまうよ 不格好なまんまでいいから 走れ その歩幅で 走れ 声 轟かせてくれ 期待と不安を同じくらい抱きしめて 君と今を紡ぐ未来照らして
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/eve/gunjou-sanka/
💙考察
🌟重要な音表現
『群青讃歌』とはまさしく青春を賛美する歌です。※讃歌:褒め称える、賛美する
※賛美:褒め称える
褒め称えるという行動は、例えば言葉にして、例えば拍手や足音で、これら全て音に関することだと思いませんか?
この『群青讃歌』において、この音に関する表現がたくさん使われています。
声 轟かす かき鳴らす 鳴り響く
歌を構成する要素として”音”が主役となっていることが、この『群青讃歌』の特徴のひとつです。
特に 声 については、僕と君に通じる重要なキーワードになっています。
声についてはまた後述します。
🌟エネルギッシュな情景
さて、音が主役な『群青讃歌』において、歌の風景となっているのは、春雷です。繋がっていたいって 信じられる言葉
だってもう昨日の僕らにおさらば
青い春を過ごした 遠い稲妻
青春ソングでエネルギッシュなものといえば、夏が情景として描かれることが多いように思います。
春の場合は、桜で恋や別れ卒業などが多いように思います。
あえて春雷を背景としているのは、この『群青讃歌』のひとつの特徴であり、メッセージと考えると良いでしょう。
さて、どんなメッセージなのか?
ちなみに小ネタですが、米津玄師さんの歌にそのまま『春雷』がありますね。
春雷とは、春に鳴る雷のことですが、それだけではありません。
特に立春の頃の雷は、春の到来を伝える雷とも言われており、冬眠していた虫たちの目を覚まさせることから「虫出しの雷」とも言われています。
そしてこの、目覚める、という意味がこの歌の中の、ひとつのテーマにもなっているのです。
🌟決別と覚醒の歌でもある
さて、目覚めるというのは何から目覚めるのでしょうか。春の訪れであれば冬からの目覚め、あるいは夢からの目覚めなどいろいろとあります。
『群青讃歌』の歌詞を読むと 過去 への強い想いがあることが伺えます。
過去を振り返ってばかりじゃ 泣いたっていいんだ
悔しさと痛みだけが 君を肯定するから
「過去を振り返ってばかりじゃ」というフレーズ、その後ろにはきっと だめなんだ という言葉が続きそうですよね。
『群青讃歌』の前半は特に、過去への執着があります。
特に上記の歌詞につながるフレーズ
あっという間に流れる時が本当は僕はありのままでいたい、今のままでいたいという想いが強いのです。
ありのままで在り続ける怖さが
失った時間は取り戻せないけれど
しかしながら、時は無情にも流れていき今を押しとどめておくことはできません。
必ず変化しなければいけないのです。
歌のはじめではその事実となかなか向き合えず苦しんでいます。
しかし、時が過ぎること、諦めることを受け入れて、迷うことをやめ、たくさんの後悔をさらに重ねていくことを覚悟したときに、もっと前に進めるようになります。
諦めることや後悔を受け入れることは過去との決別、痛みを受け入れながらでも進む変化です。
この変化のエネルギーこそが、この歌の真髄でしょう。
ここからさらに踏み入れてみましょう。
🌟諦めてしまうことはマイナスじゃない
なぜ、主人公は諦めることができるようになるのでしょうか?
その答えも歌の中に描かれています。
諦めてしまうほど この先沢山の
もうない 迷いはしないよ
かけがえのないもの 溢れてしまうよ
答えは君のその手の中に
離さないで 物語は一歩前へ
「かけがえのないもの 溢れてしまうよ」
諦めて失うものがある一方、その空いたところにはさらにかけがえのないものをたくさん手にしていくことになるのです。
溢れるほどに手にしていくかけがえのないものこそ、未来にある大切なものなのです。
失うからこそ手にできる
同じ痛みを知って、先に進んだことのある人だからこそのメッセージではないでしょうか。
🌟これはEveさんからのメッセージソング
まずこの曲はボカロというEveさんの原点にも触れていることを指摘しておかなければいけません。
現在大活躍されているEveさんですが、ボカロPとしても活躍されていた頃があり、そこを通ってから現在に至っています。
諦めてしまうほど この先沢山の
後悔が君を待ってるけど
もうない 迷いはしないよ
この傷も愛しく 思えてしまうほど
重ねてしまうよ 不格好なまんまでいいから
走れ その歩幅で 走れ 声 轟かせてくれ
期待と不安を同じくらい抱きしめて
君と今を紡ぐ未来照らして
ラストの歌詞のフレーズにある「この傷も愛おしく思えてしまうほど重ねてしまうよ」
この歌詞にある「重ねてしまう」は、今まさにもがいてる傷ついている君と、そこを通ってきたからこそ君に姿を重ねてしまう僕(歌の主体)の関係性が伺えます。
君と、君の未来、そして僕と僕の過去と僕の未来、
先駆者として活躍するEveさんが、今頑張っているボカロPや、頑張っている人への
「わかるよ、だって僕も通ってきたから」
「だから走りつづけて!必ずかけがえのないものを手にできるから」
こんなメッセージを受け取れませんでしょうか。
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